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あらゆる力が弱まってしまった人類の救済措置として、生殖能力を強化され生まれた人造人間の少女。主人公。ウイスキー工場の跡地の傍の過疎地に住まい、冷凍睡眠シェルターの副管理人をしていた。趣味は菜園や、食用の虫の飼育。肉体的早熟に反して精神年齢は年相応か、それよりも低い。
150年間の冷凍睡眠から目覚めた金髪金目の青年。コーデリテ人。冷凍睡眠の後遺症なのか、一日中眠気に襲われるようでぼんやりとしている。 迷ったときはコイントスで先の行動を決めている。
シェルター管理人。古代人の研究をしていた学者でミオの保護者。二人だけの時などは「お父さん」と呼ばれ慕われている。心配性で過保護。事件以来シュンリの実態を見抜き危険視している。ミオに対しては親としての態度をとっている。
クロノザで働く数少ない人造人間専門医の女性。薄暗い地下でクリニックを開業している。 ネコ好き。観葉植物が趣味。人造人間やらに見世物小屋的好奇心を感じて医者になったフリーク。
アノリ国立研究所で働く女性。肉体年齢はシュンリと同い年。現代人特有の眼病に罹っており年々視力を失っている。一見常識人だが貞操観念が物凄く低い。ミオと歳の近い弟が居る。
シュンリの婚約者。日本国籍のコーデリテ人。１５０年前、冷凍睡眠するためシュンリとテトゥルに来たが実は冷凍睡眠していなかったことがわかった。
テトゥル・シェルターから目覚めた古代人の少女。１５０年前、シェルター居住権を引き当てた唯一の一般人。家族を置いて来てしまった事を後悔している。祖父がイタリア人だが本人は根っからのコーデリテ人。
寮生時代のミオのルームメイト。親友。プラモデルと絵画が趣味の元気な人造人間少女。卒業後は、ある田舎街の農夫の使用人として生活していた。 先輩とともにクロノザを訪れる。
シェルターから２番目に目覚めた古代人。コーデリテで働いていたフランス人。１５０年前の世界では科学者をしていたが、その知識や記憶は殆ど失われている。宗教上の理由に、冷凍睡眠は拒否していた。