HEBIコラム:タルトについて(2/5)


ミカイル大地での彼女は、やはり誰一人知る人がおらず口数が少なくなっているのです。
しかしながら、口数の少なさとは裏腹に、たくさん会話をしていると彼女の本来の性格が見えてくるのであります。
戦闘面に気を遣うしっかりした部分、これは今作のカンノーリとのやり取りからも伺えます。
そして、タルトの性格の一つに「天然さ」があります。

「冒険家と無職は何が違うのですか?」(ミカイル大地、セリフより)

何をやってもダメダメなスケットにとどめの一言、スケットくん涙目。
しっかり者に見えて、わりと思ったことは口に出やすかったり、おっとりしている部分があるのも魅力なのではないかと考えます。

彼女がミカイル大地に訪れた目的は、勿論、行方不明になった兄との再開。
しかしゲーム後半になるにつれ、ミカイル大地に流れる噂への不信感、大地に漂う邪悪な気を感じ始めるのであります。
だが、タルトは兄に会えないことを薄々察しながらも、諸悪の根源である欲望邪神エルフェイフ打倒に力を貸してくれる
正義感も持ち合わせているのであります。

2022.6.10 文責:ヘビトンボ